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後悔先に立たず…一時の快楽とその場の勢いにご用心!

人間は生殖以外に親愛の情からも性行為を行うが、倫理的・経済的・社会的理由から無制限な妊娠・出産は負担になることが多い。

また、性器の結合や射精・オーガズムなどの官能的快楽の欲求を満たすためだけに性交を行う場合が最も多く、妊娠を避けながら性行為を行う手段「避妊」が必要とされる。

避妊は様々な方法がありそれぞれ程度の差はあるが、完全な避妊法は存在しない。卵管結紮やパイプカット等の手術でも妊娠の可能性はわずかながら残る。このため、いくつかの方法を併用することが推奨されている。

古くから行われているが、第二次世界大戦以前の日本においては避妊の知識は少なく確実性も低かった。ようやく戦後に普及し始め教育機関では性教育の一環として避妊を教える所もあるが、これには賛否両論がある。

アフリカなどでは児童就労を目的とした出産や医療の進歩、戦争や部族間抗争の減少の一方で避妊知識や避妊具の普及が遅れているため、人口の急激な増加の原因のひとつになっている。

望まない出産の増加は貧困を助長し、出産後すぐ子供を自ら死に追いやったりするなどの社会問題が起きている。

また、アフリカではもともと貧困家庭が多く避妊具が高価であり、その普及を遅らせている要因の一つになっている。

コンドーム

Hが楽しくなるコンドーム

コンドームはラテックスやポリウレタンの薄膜をサック状にした避妊具で、膣に挿入する前に勃起した状態のペニスにかぶせて使用する。

避妊具の中で最も一般的に行われる避妊法である。確実な避妊のためには勃起直後に装着することがすすめられる。

通常、単にコンドームと言うと男性が装着する避妊具を指すが、女性性器に装着する女性用コンドームも市販されている。

ペッサリー

装着が難しいペッサリー

もともとは、子宮の位置を直すための道具である。現在では殆ど使われていない。膣より挿入するゴム状の避妊具。子

装着状態が見えないため正しく装着するのが難しい。装着方法については指導が必要であり、避妊の確率もあまり高くなく最近ではあまり使用されない。

また、人によって適したサイズ・形状などが異なるため、薬局などでは販売されていない。入手するためには、産婦人科の診察を受ける必要がある。

ピル

1億人以上が服用しているピル

避妊用女性ホルモン剤のこと。経口避妊薬とも呼ばれる。正しく服用した場合の避妊の確率は非常に高い。

避妊以外にも生理時期の調整や月経困難症の緩和、子宮内膜症の治療などに使われるが、人により血栓症、肥満などの副作用が出る場合もあるので注意を要する。

かつては中用量ピルが用いられていたが、副作用のリスクの低減を目的として低用量ピル、超低用量ピルなどが開発され、海外では主流となっている。

基礎体温法(オギノ式)

避妊法としてはいまいちな基礎体温法

女性の月経の周期に基いて妊娠可能な期間を計算・予測し、その期間は性行為は避妊をするが、その期間以外は避妊をおこなわず、膣内に射精しても妊娠しないとされる。周期法とも呼ぶ。

簡便な方法であるが、排卵の乱れなどで予測を失敗して妊娠してしまう可能性もある。

不妊治療のため日本人産婦人科医・荻野久作が発見した月経周期に関する「荻野学説」が避妊法に流用されたものである。

殺精子剤

使用タイミングが難しい殺精子剤

その名の通り、精子を殺す作用のある薬剤を性交の一定時間前に膣内に挿入し、避妊を行う。薬剤は時間が経つと溶け精子が侵入しても死滅してしまう。

効果のある時間は決まっているので、射精のタイミングにより失敗することがある。自然に性交のできる方法であるが、避妊の確率はあまり高くない。

そのため、他の避妊方法との併用が好ましい。2006年現在、薬局での取り扱いはかなり限られている。